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- 検診前に知っておくといいコト!
婦人科検診を受ける前に知っておくと、準備や心構えもできて、より安心です。
ただし、病院や検診センターなど施設によって異なることもあるので、予約時にきちんと確認しましょう。
- 1.子宮頸がん検診って、どこでするの?
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「細胞診」は全額自費で申し込むことができますが、20歳以上の女性なら健康保険組合や自治体の実施する子宮頸がん検診や婦人科がん検診で申し込めば、費用の補助が受けられる場合もあります。検診場所は婦人科クリニックや検診センターで受け付けており、健康保険組合や自治体が実施する検診の多くは、いくつか指定の医療機関から選んで受けられます。また「HPV検査」は別途、申し込みが必要になります。
注)ただしおりものや不正出血などの症状があれば保険診療として細胞診がおこなわれます。
- 2.問診票を書くために準備しておこう。
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問診票は事前に送られてきた用紙に記入し、持参するケースと、当日受付を済ませて受診前に記入するケースがあります。医療機関によって内容は異なりますが、婦人科検診の問診票の例を掲載しました。この問診票を参考に当日の場合でも、直近の月経開始日と月経周期など答えられるよう整理しておきましょう。
- 3.服装はパンツよりスカートの方がいい。
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内診や検査では、内診台に上がり子宮や卵巣の状態をチェックします。下着(パンティ、ガードル、ストッキング)とパンツを脱ぐことになるので、スカートなら下着を脱ぐだけで、スムーズに受診できます。また医療施設によっては検査着に着替える場合もあります。
- 4.生理中はなるべく避けた方がベター。
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検診日の予約は、なるべく生理時と重ならない日を選んだ方がいいでしょう。生理中の受診はできないわけではありませんが、血液によって病変がわかりにくくなるこもあります。また、検診日前日や当日の性交もなるべく控えましょう。
- 5.健康保険証も念のために持参しよう。
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婦人科検診は疾患の診察や治療ではないので、基本的に健康保険の適用は受けられません。しかし、検査のプロセスで症状の緩和措置や治療が必要になった場合に、保険証があると保険が適用されることもあるので、必ず持参しておきましょう。
- 6.前回の検査データを持っていこう。
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これまでにも婦人科検診を受けたことがあれば、その検査データも持参しましょう。検査データは問診票とともに自分のからだの状態や経過を知ってもらう上で大切。気になる症状についても役立ちます。
- 7.費用はいくらかかるの?
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子宮頸がん検診は「細胞診」のみの検査なら、自費の場合、3,000円~5,000円。「HPV検査」は別途、申し込みが必要で、費用は5,000円~8,000円くらいです。「細胞診」の検査で補助金を受ける場合でも、必要なお金を用意しておきましょう。
- 8.検診の補助金制度はあるの?
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健康保険組合や自治体が実施する婦人科がんの検診は、20歳以上なら、その一部もしくは全額が補助されます。「HPV検査」については、いまのところその補助は受けられません。これらの補助金制度を活用するためには、検診終了後に手続きが必要です。