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もっと解る!子宮頸がん

子宮頸がんはどんな病気?(2)20代~30代の女性に 子宮頸がんが増えている。

子宮頸がんの原因は?

図子宮頸がんの主原因は、性交渉によって感染するHPVです。ただし、HPVは非常にありふれたウイルスで、感染しても多くの人は自分の免疫力でウイルスを排除することができます。が、その中の約10%の人がウイルスを排除できずに持続感染を引き起こし、その結果、子宮頸部の細胞に異形成が起き、子宮頸がんに進行します。 ただし、がんへと進行するまでには、およそ6~10年かかるといわれているので、定期検診をきちんと受けていれば、がんになる前の異形成の段階で発見できるので有効な治療が行えます。

子宮頸がん発生のメカニズム

HPV、持続感染

子宮頸がんになりやすいのは?

子宮頸がんの発症リスクは、「性交渉の経験が早い人」「性交渉のパートナーの多い人」「中絶経験や妊娠・出産経験が多い人」などが高いという報告がありますが、性交渉の経験のある女性なら、誰でも子宮頸がんになる可能性があるといえます。感染から発症までには長い期間がかかるので発症のピークは40代が多くなりますが、最近では20~30代に急増しています。これは性体験が低年齢化していることと、この年代層の検診受診率が低いためと考えられます。

異形成

女性の各種がんの発症率の推移

子宮頸がんの症状は?

子宮頸がんはいくつかの段階を経て進行します。子宮頸がんは初期や多少進行した段階でも、がんは肉眼で確認できる大きさではなく、ほとんど自覚症状もありません。さらにがんが進行すると月経でないときの出血や、性交渉の際や後に出血がみられることがあります。その後、さらにがんが進行するにつれ、これらの不正出血が多くなったり、おりものが増え、そこに血が混じるため、おりものがピンクや褐色になったりします。そのうち、おりものに膿(うみ)が混じったり、下腹部痛や腰痛がおこるようになり、排尿障害や排便障害、血尿や血便などの症状が出てくることもあります。

子宮頸がんはどう進行するの?

HPV(ヒトピローマウイルス)感染がきっかけとなり、正常な細胞ではなく、異なった形態の異形細胞ができます。これを「異形成」といいます。 一方、異形細胞が増殖して多層化した高度の異形成は、6~10年もの長い期間を経て上皮内がん(0期)に進行していきます。上皮内がんがさらに進むと、その下の組織までがんが増殖する浸潤がんに進行します。