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もっと解る!子宮頸がん

子宮頸がんはどんな病気?(1)「子宮頸がん」と「子宮体がん」は まったく違う2つの病気。

「子宮」には2つの異なる“がん”がある。

子宮がんがどんながんかを知るために、まず子宮の構造をみてみましょう。子宮は卵巣や卵管などとともに骨盤の内側にあり、大きさはおよそ鶏の卵大。洋ナシを逆さにしたような形をしています。 子宮がんは、子宮の入り口である頸部にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥の子宮体部にできる「子宮体がん」の2つに分けられます。この子宮頸がんと子宮体がんはまったく異なる病気。粘膜の構造や働きが異なり、がんの発生の原因や性質も違うため、検査方法や治療法なども異なります。

子宮のしくみ

「子宮頸がん」はこんな病気

子宮の入り口の頸部にできる子宮頸がんは、子宮がん全体の約60~70%を占めています。また子宮頸がんは女性のがんの中でも4番目に多い病気です。子宮の頸部の上皮という粘膜の部分に、感染して変化を起こした細胞が出現し、その後がん細胞が増えはじめ、子宮頸部の深いところまで達したり、周辺に広がっていきます。がんというと怖いイメージをもちますが、決して恐れる病気ではないのです。5年生存率を見てもⅠ期では81.9%と高い数値を示しています。ところがⅡ期になると63.7%、Ⅲ期では41.1%、Ⅳ期になると10.6%にまで下がってしまいます。つまり子宮頸がんは早く見つければ、治せる病気なのです。

「子宮体がん」はどんな病気?

子宮の奥に位置する体部の内側は、子宮内膜という粘膜に覆われています。この子宮体部の粘膜から発生するがんを子宮体がんといいます。子宮体がんの発生率は子宮がん全体の30~40%で、子宮頸がんに比べると少ないのですが、最近やや増加の傾向にあります。特に都市部での発生の割合が高くなっており、ライフスタイルとの関連性が高まっています。子宮体がんは閉経前後から多く、40代から増えはじめ、50~60代に最も多い病気です。

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