
子宮頸がん検診の初受診は、1年前のちょうど今ごろ。30歳を機に、初めて婦人科を訪れました。検診を受けようと思ったきっかけは、5つ上の先輩の影響です。その先輩は“チョコレート嚢腫”を患われたことがある方で。だから「どんなに忙しくてもちゃんとしといた方がいいよ!女性の体は30歳で変わるんだから!」と、よくお話されていたんです。
多くの方がイメージされているとおり、この業界にいると体を酷使してしまうんですよね。事実、私もこの業界に入ってからの約10年はずっと走り続けてきました。生理痛や生理不順があってもそれどころじゃないというか…。仕事とプライベート、どちらもやりたいことがいっぱいで、立ち止まってゆっくり休む時間がもったいなかったんです。でも、やっぱり先輩の助言は正しかったですね。不規則な生活と無理が祟ったのか、検診のときには異常がみられなかったものの、その後“卵巣嚢腫”と“腹膜炎”を併発してしまって。手術・入院・自宅療養と、約1ヵ月半の安静を余儀なくされました。
今思えば、自覚症状はきちんとありました。生理が終わってもお腹の痛みが続いていましたから。ただ、その時は番組制作がちょうど佳境を迎えていて、市販の鎮痛剤を服用して、痛みをごまかしながら働いていたんですよ。そして1週間後、病院に行くと即入院。医師からは「すぐに病院に来ていたら、手術も入院もしなくてよかったかもしれない。もう少し遅ければ、命に関っていたかもしれない。1週間の差はとても大きいものなんだよ」と言われました。正直、この仕事では規則正しい生活や食事という生活習慣の改善が一番難しいんです。だから、せめて検診で自分の体のことを考える機会は持とうと。先輩から言われた言葉を、今では私が後輩に話しています。
1979年9月25日、福島県出身。決め細やかな気配りと持ち前の明るい笑顔で、数多くの番組に携る女性番組プロデューサー。「仕事も遊びも、とにかく全力投球なところがいい」と、同僚の男性社員からの信頼も厚い。















