
実を言うと、職業柄、検診ってそんなに定期的に受けていたわけではないんですよ。だから、あまりに長く不正出血が続くので近隣の病院へ行った際、「じゃあ、ついでに・・・」と受けた検診がきっかけで子宮頸がん1a期だということがわかりました。私が思うに、がんは情報戦。がん治療は日々進歩していますから、いかに良い情報、有益な情報、的確な情報を獲得するかがカギだと思うんですよね。それはどのステージの方でも同じこと。情報や知識は必ず役に立ちますよ。だって、間違った治療を受けたんじゃないかと、後悔はしたくないじゃないですか。もちろん、なかには患者本人にとってつらい内容もあると思います。そんなときこそ、家族の力が必要ですよね。私も夫には随分と協力してもらいました。不安や疑問を残さないよう、ときには医学生が読むような専門書にまで目を通してもらいました。それで、良い所だけを教えてもらっていましたね。
セカンドオピニオンも重要だと思います。ただ、セカンドオピニオンは簡単なことではないですよね。私の姉は宮崎の山奥にいますが、セカンドオピニオンが出来る大きな病院は熊本や宮崎市内など、5~6時間かかる場所にしかありません。地方や田舎に住んでいる人は、選択肢が限られているんですよね。時間とお金と距離の問題で。だからこそ、医師だけに頼らず、患者や家族自身が勉強することはとても大切なことだと思うのです。
でも、やっぱりまずは予防!子宮頸がんは、がんでは珍しい予防可能ながんですから。確かに、初めて婦人科に行くことのハードルは高いと思います。でも、ほとんどの女性がみんな一度は訪れる場所ですから。私も「歯医者さんで口の中を見せるのと同じだ!」と思って行きました。検診で予防できるがんなのだから、行かなきゃもったいないですよ。
1957年5月6日生まれ。79年講談社「mimi」で漫画家デビュー。現在は、青年誌や総合誌などさまざまなタイプの漫画で活躍中。幅広い層から支持を受け、テレビ化や映画化された作品も多数。また、「ミネラル豆乳ダイエット」「エコロなココロ」など健康やエコロジーについてのエッセイや漫画、講演会も好評を博している。















